高浜城

別名-  付近住所 福井県大飯郡高浜町事代 現在 濱見神社
2009/5/4 碑・案内板アリ 日本城郭大系


逸見昌経 海を背にした城は全国的に珍しく、永禄8年(西暦1565年)戦国の武略家逸見昌経の築城と伝えられている。
金閣寺を造営した、足利義満公もその頃、当地を訪れその景勝を賞でたといわれている。

濱見神社 由緒
 戦国の武略家であった逸見駿河守昌経公はその善政に於ける名声もまた近隣を圧していたと伝えられる。
 永禄8年(1565年)この城山に高浜城を築き、佐伎治神社の再建、各寺院の興隆につとめ、農漁業の振興をはかるなど、特に地子銭を永久免租された特例措置については明治維新まで継承されたといわれ、昭和初期まで、お盆には各戸が軒灯籠をして、その遺徳を偲んだのである。
昭和56年逸見昌経公没後4百年にあたり関係者有志によって領主の慰霊と顕彰の意を表する為この御社を建立した。
「高濱の濱と逸見の見を入れて濱見神社とした。」